※2020年6月5日更新
畑野幸治氏は、M&A事業を行う株式会社FUNDBOOKの代表取締役CEOです。
1983年生まれの東京都出身。
大学在学中に株式会社Micro Solutionsを創業し、2016年11月より株式会社BuySell Technologiesの代表取締役に就任しました。
翌年に同社の全株式を譲渡し、2017年9月に株式会社FUNDBOOKの代表取締役に就任。
M&Aプラットフォーム事業を展開し、マッチングを行う双方企業にとって最適となるようなサポートを行っています。
さらに、2019年12月5日にはJASDAQに株式公開している株式会社ぱどのTOBを個人で成立させ、同社株式の72.56%を取得しています。
そして、2020年1月29日に行われた株式会社ぱどの臨時株主総会によって取締役に就任しました。
今、個人投資家としてもM&Aビジネスにおいても注目されている人物です。
今回は、畑野幸治氏のM&Aビジネスをはじめるきっかけなどを調べてみました。
なお、M&Aについて簡単に理解したい方はこちらの記事を読むのがおすすめです。
M&Aとは?M&Aの目的、手法、メリットと流れ【図解付き】
畑野幸治氏は、1997年に父親が勤めていた山一証券が自主廃業したことにより、家族が苦境に立たされるという苦い経験がありました。
その後、父親が起業し再スタートを切るも不況の煽りを受けて経営難に陥ってしまいます。
苦境のなか、畑野幸治氏は「家族を助けたい」という強い想いが芽生えます。
同時に、会社が廃業することによってその家族が受ける影響や、「幸せとは何か」について考えるようになったそうです。
この強い想いから、大学在学中に起業することを決意します。
はじめは、インターネット広告事業を行う株式会社Micro Solutionsを創業し、ソリューション事業を手がけます。
当時、従業員2人で経理、総務、財務、資金調達とすべて畑野幸治氏の手でやらなければならない状況のなか、週に何日も会社に泊まり込み、手探りな状態で経営を続けていったそうです。
はじめての苦労もあったけれど、「実体験から学ぶこと」や「たくさんの人に会って生きた声を聞くこと」、本を読んで学んだことを含め、失敗と成功から多くのことを学んだそうです。
その後、ネット型リユース事業を行う株式会社BuySell Technologiesの代表取締役に就任し、大きな成功を収めました。
成功を成し遂げた畑野幸治氏は、父親が立ち上げた会社をM&Aによって救い、ついに念願だった「家族を助けたい」という夢を実現させます。
畑野幸治氏の父親の会社は当時、畑野幸治氏がM&Aを行わなければ自己破産に追い込まれる可能性が高く、もしかしたら自宅を含む資産を失っているかもしれなかったそうです。
さらに、父親の会社に携わっている従業員やその家族、取引先の方々にも支障をきたしていたかもしれないと言っても過言ではありませんでした。
畑野幸治氏は自身の経験も踏まえ、企業の廃業によってその企業に携わる多くの人たちに多大なる影響が起こることを痛感しています。
だからこそ、M&Aという選択があることを中小企業の経営者にへ広めていきたいという強い思いがあるのだと言えます。
この強い想いこそが株式会社FUNDBOOKでのM&Aビジネス成功へと繋がっているのだと思われます。
さらに、人口減少や価値観の多様化により「後継者不在による廃業」はますます増えていくことが予想されるとのことです。
こうした問題の打破や中小企業を救うためにM&Aビジネスが必要となり、株式会社FUNDBOOKの活躍が期待されると思います。
畑野幸治氏が株式会社FUNDBOOKの代表取締役CEOとして掲げるビジョンは「M&Aに関わる全ての人を成功に導きたい」という想いがあります。
この想いは、優しさと希望に溢れた企業像として畑野幸治氏が株式会社FUNDBOOKの創業当初から思い描いていたものだそうです。
畑野幸治 代表挨拶 | FUNDBOOK(ファンドブック )M&A仲介サービス
畑野幸治氏は、「FUNDBOOKに任せて良かった」と心から喜んでいただけるよう、思いやりと不屈の精神をもって実績を積み上げていくと述べています。
これは、人と人との繋がりが薄れているこの時代だからこそ、お客様の人生に寄り添いっていくとと、そのお客様のために懸命にサポートを尽くす株式会社FUNDBOOKで働く社員の両者を支援していきたいという畑野幸治氏の志です。
これまで「M&A」と聞くと、利益の追及などの目的での事業売却のイメージが先行していることによりネガティブなイメージがありました。
しかし、畑野幸治氏は、M&Aビジネスについて創業者の思いと、醸成してきた独自の技術やサービスを引き継ぎ、従業員の雇用を守れる最良の選択肢の一つと考えています。
つまり、従来の利益追及目的による事業売却のイメージを払拭するようなポジティブかつ前向きなM&Aビジネスとなるでしょう。
譲受候補の企業に一括で打診でき、さらにM&Aに関する業務を依頼できるというのは画期的だと感じました。
株式会社FUNDBOOK公式HPや畑野幸治氏のTwitterで株式会社FUNDBOOKでのM&Aビジネスの成功例や中小企業からの感謝の言葉が多くありました。
また、一つ一つの事例を見ていくと、M&Aビジネスに携わった企業の歴史に触れることや成約までどういった問題に直面し、どのように解決していったかなど、成功までの流れを知ることも出来るので大変勉強になります。
救済された企業がM&Aを始めるまでのどういった葛藤があったのか、また経営者とその家族とのやりとりまで細かく書かれています。
なかでも、『小豆島の元気を守る、調剤薬局の事業承継M&A』という事例では、小豆島の「調剤薬局げんきまん」から「株式会社あけぼの関西」へ「双方にとって良い」マッチングをしっかりと実現していることがわかりました。
「調剤薬局げんきまん」は、17年前に創業された小豆島の調剤薬局でした。
小豆島の唯一の調剤薬局であるため、患者様のため存続させたい気持ちがあるけれど、継承者が見つからなければ廃業をもやむを得ないという問題に直面していたのです。
株式会社FUNDBOOKは、地方でセミナーを実施していたり、M&Aに関して前向きになれない経営者のもとへ社員が自ら足を運び説明に行くなど、真摯に向きあっていました。
そして譲渡先の社長さんとの顔合わせや、やり取りなどにも社員が懸命に対応される姿も印象的でした。
この小豆島の事例では、譲渡される側である「株式会社あけぼの関西」の森社長の患者様を何より大事にする点や小豆島に馴染みがあったところなどが「調剤薬局げんきまん」の平井さんにとっての安心材料の1つとなりました。
また、経営者が若くて、リーダーシップのある女性である点も希望となったそうです。
フットワークも軽く、紳士に向き合っている株式会社FUNDBOOKだからこそ素敵なマッチングが出来たことがうかがえます。
これこそ、畑野幸治氏が実現したかったM&Aビジネスなのだと感じました。
畑野幸治氏の「中小企業やそこで働く企業やその家族を救済する」という夢の実現や未来を切り拓くポジティブなイメージも充分に伝わってきます。
他にも多くの事例が掲載されているので、興味のある方は一度読んてみることをおすすめします。
成約事例 | FUNDBOOK(ファンドブック )M&A仲介サービス
さらに、新しい成約事例や経営・経済に関するニュースなどツイートされているので興味のある人がみたら楽しめそうだと思いました。
このように、両者の気持ちがわかる立場にある畑野幸治氏だからこそ、株式会社FUNDBOOKとしても投資家としても成功を抑えているのではないかと感じました。
また、畑野幸治氏は、自身の経験やM&Aに関する知識等がまとめられた書籍も出版されています。
このブログを読んで少しでも興味を持った方は是非手に取ってみてください。
M&Aについてはもちろんのこと、日本経済が抱えている課題や背景など知ることが出来るかと思います。
青年時代より苦労のあった畑野幸治氏の人生観から夢は実現できるという希望を感じることが出来ます。
●mibon(未来屋書店)
M&Aという選択 本の通販/畑野幸治の本の詳細情報 |本の通販 mibon 未来屋書店の本と雑誌の通販サイト
●HMV&BOOKS
M&Aという選択 : 畑野幸治
●紀伊國屋書店
M&Aという選択 / 畑野幸治【著】 <電子版> - 紀伊國屋書店ウェブストア
M&Aは、後継者問題や経営状況など1社のみで解決できなかった問題を他社と組むことによって、創業者の思いを継承しながら従業員やその家族など関わった人たちを支えることのできる手段であるということが理解出来ます。
本を読んでいく中で、はじめは専門的な分野ということで理解できるか不安でした。
ですが、M&Aの様々な手法について図や表を用いて要点のみが簡潔に解説されているため大変わかりやすく読み進めることが出来ました。
また、中小企業が抱えている問題から、会社が廃業するとどういった事態に陥るのかについても日本経済の仕組みを交えながら説明されていたのでイメージが湧きやすかったです。
他にも、この本にはM&Aのケーススタディが8例も掲載されており、1つ1つのケースから畑野幸治氏の行うM&Aが中小企業の後継者問題に大きく貢献しているということが伝わりました。
中小企業と言っても様々な業種があり、その業種ごとに直面する問題があることやM&Aを行う当事者の会社に対する思い等、それぞれの人生観に触れることが出来るので勉強にもなります。
将来的にM&Aに関わりのある立場になるかはわかりませんが、明日は我が身という気持ちになり、解説や成功のポイント、注意点やメリットなどもケースごとにまとめられているので面白く読み終えることができました。
畑野幸治氏は、M&A事業を行う株式会社FUNDBOOKの代表取締役CEOです。
1983年生まれの東京都出身。
大学在学中に株式会社Micro Solutionsを創業し、2016年11月より株式会社BuySell Technologiesの代表取締役に就任しました。
翌年に同社の全株式を譲渡し、2017年9月に株式会社FUNDBOOKの代表取締役に就任。
M&Aプラットフォーム事業を展開し、マッチングを行う双方企業にとって最適となるようなサポートを行っています。
さらに、2019年12月5日にはJASDAQに株式公開している株式会社ぱどのTOBを個人で成立させ、同社株式の72.56%を取得しています。
そして、2020年1月29日に行われた株式会社ぱどの臨時株主総会によって取締役に就任しました。
今、個人投資家としてもM&Aビジネスにおいても注目されている人物です。
今回は、畑野幸治氏のM&Aビジネスをはじめるきっかけなどを調べてみました。
なお、M&Aについて簡単に理解したい方はこちらの記事を読むのがおすすめです。
M&Aとは?M&Aの目的、手法、メリットと流れ【図解付き】
畑野幸治氏は何故M&Aビジネスを始めたのか
畑野幸治氏がM&Aビジネスを始めるきっかけとなったのは自身の経験からある強い想いが芽生えたことがきっかけだったそうです。畑野幸治氏は、1997年に父親が勤めていた山一証券が自主廃業したことにより、家族が苦境に立たされるという苦い経験がありました。
その後、父親が起業し再スタートを切るも不況の煽りを受けて経営難に陥ってしまいます。
苦境のなか、畑野幸治氏は「家族を助けたい」という強い想いが芽生えます。
同時に、会社が廃業することによってその家族が受ける影響や、「幸せとは何か」について考えるようになったそうです。
この強い想いから、大学在学中に起業することを決意します。
はじめは、インターネット広告事業を行う株式会社Micro Solutionsを創業し、ソリューション事業を手がけます。
当時、従業員2人で経理、総務、財務、資金調達とすべて畑野幸治氏の手でやらなければならない状況のなか、週に何日も会社に泊まり込み、手探りな状態で経営を続けていったそうです。
はじめての苦労もあったけれど、「実体験から学ぶこと」や「たくさんの人に会って生きた声を聞くこと」、本を読んで学んだことを含め、失敗と成功から多くのことを学んだそうです。
その後、ネット型リユース事業を行う株式会社BuySell Technologiesの代表取締役に就任し、大きな成功を収めました。
成功を成し遂げた畑野幸治氏は、父親が立ち上げた会社をM&Aによって救い、ついに念願だった「家族を助けたい」という夢を実現させます。
畑野幸治氏の父親の会社は当時、畑野幸治氏がM&Aを行わなければ自己破産に追い込まれる可能性が高く、もしかしたら自宅を含む資産を失っているかもしれなかったそうです。
さらに、父親の会社に携わっている従業員やその家族、取引先の方々にも支障をきたしていたかもしれないと言っても過言ではありませんでした。
畑野幸治氏は自身の経験も踏まえ、企業の廃業によってその企業に携わる多くの人たちに多大なる影響が起こることを痛感しています。
だからこそ、M&Aという選択があることを中小企業の経営者にへ広めていきたいという強い思いがあるのだと言えます。
この強い想いこそが株式会社FUNDBOOKでのM&Aビジネス成功へと繋がっているのだと思われます。
畑野幸治氏の理想とするM&Aビジネスとは
畑野幸治氏によると現在、日本の中小企業の66.1%が「後継者不在」に悩んでいるそうです。さらに、人口減少や価値観の多様化により「後継者不在による廃業」はますます増えていくことが予想されるとのことです。
こうした問題の打破や中小企業を救うためにM&Aビジネスが必要となり、株式会社FUNDBOOKの活躍が期待されると思います。
畑野幸治氏が株式会社FUNDBOOKの代表取締役CEOとして掲げるビジョンは「M&Aに関わる全ての人を成功に導きたい」という想いがあります。
この想いは、優しさと希望に溢れた企業像として畑野幸治氏が株式会社FUNDBOOKの創業当初から思い描いていたものだそうです。
畑野幸治 代表挨拶 | FUNDBOOK(ファンドブック )M&A仲介サービス
畑野幸治氏は、「FUNDBOOKに任せて良かった」と心から喜んでいただけるよう、思いやりと不屈の精神をもって実績を積み上げていくと述べています。
これは、人と人との繋がりが薄れているこの時代だからこそ、お客様の人生に寄り添いっていくとと、そのお客様のために懸命にサポートを尽くす株式会社FUNDBOOKで働く社員の両者を支援していきたいという畑野幸治氏の志です。
これまで「M&A」と聞くと、利益の追及などの目的での事業売却のイメージが先行していることによりネガティブなイメージがありました。
しかし、畑野幸治氏は、M&Aビジネスについて創業者の思いと、醸成してきた独自の技術やサービスを引き継ぎ、従業員の雇用を守れる最良の選択肢の一つと考えています。
つまり、従来の利益追及目的による事業売却のイメージを払拭するようなポジティブかつ前向きなM&Aビジネスとなるでしょう。
FUNDBOOKのM&A仲介モデルの特徴
畑野氏は日経ビジネスの取材で、FUNDBOOKの仲介モデルの特徴を次のように述べていました。従来のM&A仲介にプラットフォームを活用したハイブリッドモデル - 日経ビジネス電子版Special から引用
大きな違いのひとつは、譲渡企業、譲受企業のマッチングにプラットフォームを活用している点です。従来型のM&A仲介では、譲渡を検討している企業はアドバイザーに譲受企業を探してもらうことになります。この時、担当者が1件ずつ「こういう会社が売りに出ています。買いませんか?」と当たっていきます。これは非効率であり、担当者が抱える打診先も限られてしまうのは先ほどお伝えした通りです。
FUNDBOOKのプラットフォーム上では、譲渡企業が全国4,000社の譲受候補企業へ一斉に打診することが可能です。また、掲載情報は弊社の専門チームが作成するので、結果として膨大な数のオファーが得られ、合理的なマッチングができます。
もうひとつの違いが、従来型のM&Aではアドバイザーが基本的に一人で行ってきた、ソーシング、マッチング、エグゼキューション、法務・税務・財務等のM&Aにおけるコア業務のフォローといった一連のプロセスにチームで取り組む特化型分業戦略です。
譲受候補の企業に一括で打診でき、さらにM&Aに関する業務を依頼できるというのは画期的だと感じました。
畑野幸治氏の経営する株式会社FUNDBOOKのM&Aビジネスの成功例
畑野幸治氏は、今日までたくさんの中小企業を救済し、多くの成約実績を積んでいます。株式会社FUNDBOOK公式HPや畑野幸治氏のTwitterで株式会社FUNDBOOKでのM&Aビジネスの成功例や中小企業からの感謝の言葉が多くありました。
また、一つ一つの事例を見ていくと、M&Aビジネスに携わった企業の歴史に触れることや成約までどういった問題に直面し、どのように解決していったかなど、成功までの流れを知ることも出来るので大変勉強になります。
救済された企業がM&Aを始めるまでのどういった葛藤があったのか、また経営者とその家族とのやりとりまで細かく書かれています。
なかでも、『小豆島の元気を守る、調剤薬局の事業承継M&A』という事例では、小豆島の「調剤薬局げんきまん」から「株式会社あけぼの関西」へ「双方にとって良い」マッチングをしっかりと実現していることがわかりました。
「調剤薬局げんきまん」は、17年前に創業された小豆島の調剤薬局でした。
小豆島の唯一の調剤薬局であるため、患者様のため存続させたい気持ちがあるけれど、継承者が見つからなければ廃業をもやむを得ないという問題に直面していたのです。
株式会社FUNDBOOKは、地方でセミナーを実施していたり、M&Aに関して前向きになれない経営者のもとへ社員が自ら足を運び説明に行くなど、真摯に向きあっていました。
そして譲渡先の社長さんとの顔合わせや、やり取りなどにも社員が懸命に対応される姿も印象的でした。
この小豆島の事例では、譲渡される側である「株式会社あけぼの関西」の森社長の患者様を何より大事にする点や小豆島に馴染みがあったところなどが「調剤薬局げんきまん」の平井さんにとっての安心材料の1つとなりました。
また、経営者が若くて、リーダーシップのある女性である点も希望となったそうです。
フットワークも軽く、紳士に向き合っている株式会社FUNDBOOKだからこそ素敵なマッチングが出来たことがうかがえます。
これこそ、畑野幸治氏が実現したかったM&Aビジネスなのだと感じました。
畑野幸治氏の「中小企業やそこで働く企業やその家族を救済する」という夢の実現や未来を切り拓くポジティブなイメージも充分に伝わってきます。
他にも多くの事例が掲載されているので、興味のある方は一度読んてみることをおすすめします。
成約事例 | FUNDBOOK(ファンドブック )M&A仲介サービス
畑野幸治氏はTwitterでさまざまなことを発信
また、畑野幸治氏のTwitterアカウントでは、経営者としての心構えやノウハウ等が随時配信されているので経営を考えている方や若者はチェックすると人生の糧になりそうな感じがします。さらに、新しい成約事例や経営・経済に関するニュースなどツイートされているので興味のある人がみたら楽しめそうだと思いました。
畑野幸治氏は、最近話題となっている新型コロナウイルス感染症が中小企業や小規模事業者へ与えている影響を受け、無利子・無担保の融資を行うという表明に関してもツイートしています。
経営者として、その手に関する情報にいち早く反応している所は、畑野幸治氏が常に中小企業のこと考えているという姿勢を垣間見ることが出来てほっこりしました。
業種業態によって、国を頼るしかない会社もたくさんあるんだから、そりゃそうだ。阿部さんさすがですね。
中小資金繰り支援で「無利子・無担保の貸付」首相表明:日本経済新聞 https://t.co/BV4GGj0rA2
— 畑野幸治 (@koji5852) March 7, 2020
畑野幸治氏がTwitterを通じて発信する内容から、経営者を取り巻く環境がどのよう変化しているかをピンポイントに知ることが出来るだけでなく、今後知っておくと役立つ情報などをいち早くキャッチすることが出来るのだと思いました。
さらに、畑野幸治氏がツイートする経営や事業に関する考え方などは、まだ“経営”や“M&A”に関してあまり詳しくない人が目を通しても感慨深い内容が多々見られます。
自分の利を忘れて、お客さんのために懸命に尽くせばお客さんは会社を応援してくれる。仲間のために尽くせば、仲間は自分のために頑張ってくれる。
そんな毎日が巡り巡って、幸福が訪れるから、僕はcustomer successとemployee successを掲げて経営を続けている。人の幸福感はお金には変えられない。
— 畑野幸治 (@koji5852) February 20, 2020
多くのツイートに前向きになれるようなメッセージが込められており、畑野幸治氏が経営者として多くの中小企業と真摯に向き合ってきた経験から感じ取ることのできる力強さも伝わってきました。
このビジョンについて、畑野氏は代表挨拶でこのように語っています。
畑野幸治氏はTwitterでさまざまなことを発信
Twitterだけでなく、Facebookでも情報を発信している畑野幸治氏。
先日、新たな取り組みを始めたことを報告していました。
畑野幸治氏のFacebook から引用FUNDBOOKのHRメディアとしてnoteをスタートさせます。今後、事業/仕事/組織/人と様々な角度から当社の情報を発信し、採用強化を図ります。
文章だけでなくイラストや音楽なども投稿可能なウェブサービスであるnoteで、HRメディアを立ち上げたようです。
これからどんな情報が発信されていくのか、こちらも注目していきたいですね。
畑野幸治氏が思い描くM&A事業における今後のビジョンとは
畑野幸治氏はM&A事業により様々な中小企業に救いの手を差し伸べてきました。今後のビジョンとして、「SUCCESS FOR ALL」というビジョンを掲げています。このビジョンについて、畑野氏は代表挨拶でこのように語っています。
リスクを背負って創業し、社会に貢献してこられた経営者様が物心の幸せを実現できるよう、経営者様のご家族や従業員の方々に笑顔が広がるよう、子供たちに胸を張って未来のバトンを引き継げるよう、FUNDBOOKは大胆に挑戦します。そして、起業を志す多くの学生や社会人にとっての道標となるべく、FUNDBOOKは世界に飛び立つ企業を目指します。畑野幸治 代表挨拶 | FUNDBOOK(ファンドブック )M&A仲介サービス から引用
日本は現在、経営者の高齢化による後継者問題が深刻です。
それを解決する手段としてM&Aを活用することは、悪いことではないでしょう。
今までの、M&Aに対するイメージをポジティブなものへ払拭していく様子は、多くの経営者も勇気づけられます。
より多くの会社やそこに携わる人々の生活やビジネスの成功までも見据て挑戦し続ける畑野幸治氏からますます目が離せません。
成功を修める畑野幸治氏
畑野幸治氏は、父親の勤めていた山一証券が自主廃業で家族がピンチに陥った経験や実際に父親の事業をM&Aで救うという経験をしています。このように、両者の気持ちがわかる立場にある畑野幸治氏だからこそ、株式会社FUNDBOOKとしても投資家としても成功を抑えているのではないかと感じました。
また、畑野幸治氏は、自身の経験やM&Aに関する知識等がまとめられた書籍も出版されています。
このブログを読んで少しでも興味を持った方は是非手に取ってみてください。
M&Aについてはもちろんのこと、日本経済が抱えている課題や背景など知ることが出来るかと思います。
青年時代より苦労のあった畑野幸治氏の人生観から夢は実現できるという希望を感じることが出来ます。
●mibon(未来屋書店)
M&Aという選択 本の通販/畑野幸治の本の詳細情報 |本の通販 mibon 未来屋書店の本と雑誌の通販サイト
●HMV&BOOKS
M&Aという選択 : 畑野幸治
●紀伊國屋書店
M&Aという選択 / 畑野幸治【著】 <電子版> - 紀伊國屋書店ウェブストア
畑野幸治氏の著書「M&Aの選択」を読んでみて
この本を読んでみて、今まで以上にM&Aに関してポジティブなイメージを持てるようになりました。M&Aは、後継者問題や経営状況など1社のみで解決できなかった問題を他社と組むことによって、創業者の思いを継承しながら従業員やその家族など関わった人たちを支えることのできる手段であるということが理解出来ます。
本を読んでいく中で、はじめは専門的な分野ということで理解できるか不安でした。
ですが、M&Aの様々な手法について図や表を用いて要点のみが簡潔に解説されているため大変わかりやすく読み進めることが出来ました。
また、中小企業が抱えている問題から、会社が廃業するとどういった事態に陥るのかについても日本経済の仕組みを交えながら説明されていたのでイメージが湧きやすかったです。
他にも、この本にはM&Aのケーススタディが8例も掲載されており、1つ1つのケースから畑野幸治氏の行うM&Aが中小企業の後継者問題に大きく貢献しているということが伝わりました。
中小企業と言っても様々な業種があり、その業種ごとに直面する問題があることやM&Aを行う当事者の会社に対する思い等、それぞれの人生観に触れることが出来るので勉強にもなります。
将来的にM&Aに関わりのある立場になるかはわかりませんが、明日は我が身という気持ちになり、解説や成功のポイント、注意点やメリットなどもケースごとにまとめられているので面白く読み終えることができました。
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